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vol.37 <体験ルポ> セミナーに参加して心を刺激!
志縁塾「五感でコミュニケーション」に参加!
監修:志縁塾
1月号広報誌「アテンポ」特集では「没頭する愉しさ」をお届けしました。アテンポウェブでは、なんとなく毎日がマンネリ化して刺激がないという方に、知的好奇心を刺激するセミナーの体験ルポをお届けします。参加したのは「めるまがアテンポ」エッセイでも登場いただいた大谷由里子さんも講師を務める志縁塾主催の「五感でコミュニケーション」講師:山本衣奈子先生)。

志縁塾
の特長は、セミナーによくありがちな、席にじっと座って講師の話を聞きノートをとるという一方通行のスタイルではなく、初対面の参加者同士が、共同作業(セッション)しながらエッセンスを体験するという体験型であるということです。さあ、どんな体験が待っているのでしょうか?
ちょっコツ 講師の山本衣奈子先生

「コミュニケーションに大切なものはheart(心)。ではその「心」をどうやって伝えれば相手に伝わるのでしょうか?一番身近な方法は「五感」を使うことです。皆さんは五感、使っていますか?」
(山本先生)※以下(山)

山本先生を囲んで半円状の座席が用意され、男性中心の比較的少人数でのスタート。山本先生は柔らかく、でもよく通る声で「名古屋で乗ったタクシーの運転手さんの名前が“運天”さんだったんですよ〜」などと笑いを誘う軽やかなトークで参加者の緊張感をほぐしていきます。
セッション1:前に座った人の見た目から受ける印象を書く
 
セッション1:前に座った人の見た目から受ける印象を書く
 

「一人ずつ前に出てきて、1分くらい皆の前に座ってください。見ている皆さんは、前に座っている方から受ける、見た目の印象をお配りした付箋に思いつくままに書いてください」(山)

いきなりのインパクトのあるセッションにちょっと戸惑いながらも、初対面の方の思うままの印象を書き付けていきます。「おもしろそう」「温和そう」「字がうまそう」などなど。確かに、見た目から受ける印象ってあるものです。やがて私の番に。何を書かれるやらちょっと緊張・・・。最後にそれぞれ皆が書いた自分の印象を手渡されます。印象としてよく言われることや、ちょっと意外な印象など、それが実際どうかは別にして、自分ってこんなふうに見られているんだな、と新たな発見です。ちなみに私は「料理がうまそう・・」って言われてちょっとうれしい。

「見た目の印象だけで皆さんはこれだけたくさんの情報を振りまいているんですね。客観的に自分がどう見られているか知ることが、自分を知る大前提なんです」(山)

セッション2:相手と正対する
 
セッション2:相手と正対する
 


「コミュニケーションの基本は相手と黒眼と黒眼を合わせてしっかりと視線を合わせてまっすぐ向き合うことです。2人1組でペアになり、どんな姿勢だったらしっかり正対できるのか、また正対できなくなるのかを、実際にいろんな姿勢で試してみましょう」(山)

初対面の人と見詰め合うのって結構気恥ずかしいです・・・。そういえば、普段もなんとなく気恥ずかしい感じがして目線をそらしてしまっているかも。おっと今度は上からの目線。思わず「威圧感があってこわいですよ〜」と私。逆にまっすぐ無理のない姿勢で目線を合わせると、相手との間に信頼感が生まれる気がします。目線の高さや角度によって相手から受ける印象は変わることを実感。

「相手(自分)への視線の向け(られ)方は相手(自分)への姿勢を測るものになるんです」(山)

セッション3:笑顔の5段活用
 
セッション3:笑顔の5段活用
 

「コミュニケーションで相手に伝わるのは言葉そのもの以上に、その人の表情から伝わるものです。相手の心を開いてもらうために笑顔はとても大切。笑顔には3分咲き、5分咲き、7分咲き、8分咲きとあり、これを笑顔の5段活用といいます。鏡を持ってさっそくやってみましょう」(山)

一人ずつ配られた手鏡を手に、みんな真剣に先生の指示に従い笑顔の練習。
3分咲き: モナリザの微笑みと称されるもの。口を軽く閉じて頬骨のあたりの筋肉(笑筋)を上げ、口角を少し上げる。
5分咲き: いわゆる皇室笑顔。3分咲きよりさらに口角を上げる。でも眼は笑わない。よそゆきの笑顔。
7分咲き: 目じりを下げる。口は閉じて口角を上げる。 
8分咲き: 目じりを下げる。口を開いて前歯を見せ口角を上げる。
満開:
目じりは思いきり下げる。口はカタチにこだわらず大きく開く。爆笑。

「7、8分咲きの笑顔は相手の体温を上げる笑顔で、コミュニケーションではよい印象を与えます。笑顔は早く出してゆっくりしまうのがベターです。すぐにしまってしまうと印象が悪くなります。気をつけましょうね」(山)

お店に入ったとき笑顔で迎えてくれたと思ったら、買わないとわかった途端、急に笑顔が消える店員さん、確かに印象が悪いです・・・。

セッション4:言葉を使わずに表情から相手の感情を読み取る
 
セッション4:言葉を使わずに表情から相手の感情を読み取る
 

「2人1組で互いに言葉を使わずに表すしぐさや表情から相手の感情の動きを読み取ってみましょう」(山)

難しそう。できるかな? 私とペアを組んだ男性はとても表情が豊かで演技も上手。男性のジェスチャーからスタート。

・・・歩いていって自動販売機を見つけた・・・悔しそう・・、今度は安堵した感じ。

彼のストーリーは「おまけのもう一本がよく当たるいつもの自動販売機で買おうと思ったら、他の人が買っていて、なんだ、悔しいなと思って、仕方なく別の販売機で買った。するといつもの販売機で買っていた人が、やっぱりもう一本を当てた。『あ、やっぱり当たったんだ。よかったね』と挨拶した」というもの。表情に注目していると、ストーリー以上にその人のその時々の状況での感情の機微が伝わってきました。

「動作で出来事は伝わるけれども、感情は表情からしか読み取れません。だから感情を読み取ろうと思えば相手にしっかり向かい合って正対していなければいけません。そして言葉の裏にある気持ち、どう感じているのかに気づいていくことが大切なんですね。それが相手を知り、ひいては自分を知ることにもなるのです」(山)

セッション5:拍手でみんなと同調する

「リーダーを決め、リーダーが出す拍手のリズムにあわせるようにたたきます。リーダーは順次変えていきます。そのためにはリーダーがたたく音をよく聞かなければいけません。はい、スタート!」(山)

「ウン、パンパン、ウンパンパン」「タタタタタン、タタタタタン」始めはすぐには揃わなかったリズムが、よーく耳を凝らしてたたいていくうちに、リーダーの出すリズム、空気感が伝わってきて、それがみんなに伝わりひとつのリズムになっていきました。今のが“分かち合う”って感覚かなとちょっとうれしくなりました。

「コミュニケーションでは空気を読む、察する能力も求められます。そしてわかちあうことが相手との距離を縮めるんですね」(山)

セッション6:自分の思いをのせて詩を朗読する

ある一編の詩が配られました。「自分なりの気持ちをこめてこの詩を声で表現してみてください。これが正解というものはありません。」(山)

詩のストーリーの中に読者をガイドするように入り込んで表現する人、客観的にその情景を外から眺めるように伝える人、あえて感情を入れ込まずに淡々と朗読する人など様々で、表現する人の思いによって伝わる詩の印象はこんなにも違うものなのだと感じました。

「自分の伝えたいポイント、どこにフォーカシングするか(焦点を持ってくるか)によって伝わり方は変わってきます。大切なのは自分の中のカメラワークをもつこと。それが言葉以上に表情や声のトーンに表れ、伝わっていくものなんです」(山)

ほかにも腹式呼吸で自分のカラダの中で響く音を感じるセッションなどを行いました。

「コミュニケーションにつまづいたときは、五感に立ちかえってみましょう。自分は何を伝えたいのか、相手は何を伝えようとしているのか五感をフルに使って発信し、受け止めましょう!」最後に山本先生のメッセージをいただいて、拍手と共にセミナーは終了。
感想

様々なセッションを通して参加者同士が初体面とはいえお互いを様々な形で引き出しあいながらの2時間でした。最初は初対面ということで気恥ずかしさもありましたが、セッションを進めるうちにだんだんとなじんできて、自然に自分を出せるようになりました。普段は、会社、友人、家族など、限られた人間関係の中でのコミュニケーションになりますが、こういったセミナーに参加することで、様々な人たちに出会い、その中で自分を表現していく、自分の可能性を広げていく場になると思いました。一歩勇気をもって踏み出せば、新たな世界が広がりますよ!


参加者の声

・人との向き合い方を体験でき、試し、実践できるのが、志縁塾のセミナーの魅力です。(管理職)
・職場では言えないことを聞いてもらったり、聞いたりと、人とのつながりを感じています。(会社員)
・ここでの様々な経験を通して、自分の知らない自分が引き出されている気がします。(自営)
・いつも元気になって帰ります。(フリー)
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