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Vo.15 夏バテ防止のハーブティー
監修:ハーブインストラクター 飯島利枝子
暑い日が続くと、身体がぐったり疲れたり、食欲がなくなってくる人が多いと思います。そんな時は、夏バテ対策のブレンドハーブティーがおすすめ。強壮作用のあるハーブで元気を取り戻し、ビタミンもたっぷりと補給しましょう。

この時期、おすすめのハーブティー
暑さで体力も消耗しがちなこれからの時期は、さまざまな効果を持つ数種のハーブをブレンドしたものがおすすめです。 なかでも夏にぴったりなのは、マテというハーブ。マテ茶として、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイなど、暑い南米の家庭で一般的に飲まれているお茶です。「マテ」という名前は、お茶を飲む器として使った、ひょうたん植物が語源です。 ブレンドせずに、マテ茶のみをホットやアイスで楽しむのもいいですし、お好みでレモンやミルク、シナモンなどを加えても美味しいでしょう。

ブレンドするハーブの特徴
ハーブにはそれぞれ個性的な特徴があります。ひとつずつのハーブの魅力を知って、色や香りを楽しんだり、心と身体の健康に役立てましょう。
<マテ>
科名:モチノキ科・・・使用部位 葉

鉄分、カルシウム、亜鉛、マグネシウムなどミネラルの宝庫で、また、ポリフェノール類の一つでもあるフラボノイドも多く含みますので、「飲むサラダ」ともいわれています。 強壮作用に優れ、肉体疲労を回復させ元気を与えてくれる働きがあります。 ※マテ茶は、カフェインを含みます。
<ローズヒップ>
科名:バラ科・・・使用部位 実

疲れやすい時にはビタミンCが欠かせません。ローズヒップはビタミンCの宝庫と言われ、夏ばてや夏風邪をひいたときの栄養補給にぴったりです。利尿作用、便秘の改善、美肌効果なども期待できます。
<レモングラス>
科名:イネ科・・・使用部位 葉

タイ料理のトムヤムクンでおなじみのハーブです。イネ科の植物ですが、葉と茎はレモンの香りがして心身をリフレッシュさせる作用があります。食欲がない時や、消化不良などの胃の不調に効果的です。腹痛、下痢、頭痛、発熱時などにも利用されます。
<エゾウコギ>
科名:ウコギ科・・・使用部位 根

心身ともに強壮作用があります。身体全体の健康を促進してストレスに負けない身体作りに役立ちます。エゾウコギは別名シベリアンジンセンとも呼ばれ、漢方で有名な薬用ジンセン(人参)と近い薬効を持ちます。
<マジョラム>
科名:シソ科・・・使用部位 葉

料理にも用いられるハーブです。心と身体の緊張をほぐしながら、パワーを与える強壮作用があります。マジョラムにはスィート・マジョラムとワイルド・マジョラムがあり、通常エッセンシャルオイルやハーブティーではスィート・マジョラムが使われます。
<レモンピール>
科名:ミカン科・・・使用部位 果皮

レモンの果皮を乾燥させたものです。殺菌作用、食欲増進作用などがあり、爽やかな香りを持つので香り付けに使用されます。
<ジンジャー>
科名:ショウガ科・・・使用部位 根茎

根茎に独特な芳香があり、料理やデザート、リキュールなどにも用いられます。発汗作用を持ち、血行不良など末梢の循環を刺激します。身体を温めてくれるので、風邪の予防などにも効果的です。胃液の分泌を促し、消化不良やお腹の張りを緩和します。吐き気を押さえてくれるので乗り物酔いにも役立ちます。
ハーブティーの美味しい入れ方
1. ティーポットとカップはあらかじめ温めておきましょう。
2. ティーカップ1杯(150〜180CC)に対してティースプーン山盛り1〜2杯のハーブをポットに入れます。
3. 沸騰から一呼吸おいたお湯(95℃前後)を静かに注ぎます。香りが逃げないように素早く蓋をしましょう。
4. 3〜5分蒸らします。(花や葉は3分、実や種は少し硬いので5分が飲み頃です)
5. 蒸し終えたら、すぐにハーブを取り上げて下さい。
(そのままにしておくと、苦味や渋味がでてしまいます)
6. 温めておいたカップに注いでお飲み下さい。

取材協力『ブリスティア広尾』
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-8-12
ブリステリア オルタナティブアカデミー内
Tel 03-5789-8775
http://www.blisstia.com/

ここがポイント!
バテる前にハーブで元気を取り戻そう!
夏の暑さによる疲労がたまると、夏風邪をひいたり胃腸障害を起こしがちになります。そうなる前にハーブですっきりと元気を取り戻したいものです。 マテ茶は、原産地である南米ではインカ帝国以前から飲み継がれており、コーヒー、紅茶と並んで世界3大飲料として親しまれています。ただ、マテはカフェインを含むハーブなので、カフェインが苦手な方や、夜寝る前に飲む場合は、マテを除いてブレンドするといいかもしれませんね。
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