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女性の大敵!骨盤のゆがみをなおそう<その2>
監修 :はやし接骨院 院長 林 康夫
ハイハイ運動で骨盤のゆがみを改善!
骨盤のゆがみは、女性のからだ本来が持つ働きや、ゆがみやすい生活習慣やクセなどによって多く引き起こされます。まずは生活習慣やクセを改善することが大切ですが、自分で日常的にできる簡単な方法で予防したり、改善することも可能です。その方法のひとつ「ハイハイ運動」にトライしてみましょう。
「ハイハイ運動」とは
からだの各関節の動きをよくする運動療法のひとつで、赤ちゃんが「ハイハイ」をする要領で、肩や腰の関節を意識しながら、ゆっくりと前進するものです。腰痛、頚部痛、肩こり等の症状の治療としても効果的です。
「ハイハイ運動」は直立二足歩行に必要な骨格形成の基本
赤ちゃんは歩き始める前にまず「ハイハイ」を始めますが、この動きは人間が四つ足移動から直立二足歩行に移行する過程で重要な意味を持っています。それは、二本足で立った時に、重力に対してバランスのとれた骨格を形成するということです。ですから「ハイハイ」の期間が短すぎると、股関節の発達が部分的に抑制されたり、直立二足歩行に必要な丈夫でバランスのとれた骨格が形成されないといった問題が起こることもあります。大人になってから、骨盤のゆがみなどの問題で正しい歩行ができていない場合には、その影響がからだ全体に及び、腰痛等の症状として表れてきます。直立二足歩行に耐え得るような骨格を、もう一度作り直すこと、それに最適な運動がまさしく「ハイハイ運動」なのです。
正しい「ハイハイ運動」の方法
四つ這いになり、両手、両足を肩幅に開きます。手指は正面に向け、足首はつま先を立てて床につけます。このとき、背中は丸めないようにし、頭も下げず、顔を正面に向けましょう。背を伸ばし、手足に十分に体重が乗るようにして、一歩一歩ゆっくりと「ハイハイ」をしながら進んでいきます。1回の時間は10分位を目安に行なってください。手や膝が床にあたって気になる人は手袋やサポーターなどをしてもよいでしょう。

<良い姿勢>
手指は正面に向け、足指はつま先を立てて床につける。背中は床と平行になるようにまっすぐ。
<悪い姿勢>
「頭が下がっている」「背中が丸まっている」「つま先が床に立っていない」などの姿勢では、ハイハイ運動の効果を得ることができない。
 
背中は、このように反らせすぎないように気をつけて!
 
ここがポイント!
ゆがみは毎日の生活でなおせる!
「ハイハイ」という人間のもっとも基本となる動きを継続的に行なうことで、骨盤のゆがみを少しずつ正しい状態に戻すことができます。そうすれば、バランスのよい歩行も可能となり、腰や膝などのからだ全体のバランスもとれて、痛みなどの様々な症状の改善につながっていくでしょう。
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