日本では睡眠薬の副作用に対しての恐怖心を持っている人が多く、不眠を訴えて受診する人は欧米に比べると少ない傾向があります。一方寝酒の習慣が顕著で、お酒に頼る人が多いのが現状です。多量のアルコールで肝臓に負担をかけるより、少量の薬で早く治す方がよいと思います。
以前は、「睡眠薬」というと中毒性が高く、自殺に使われるなど暗いイメージを持たれていましたが、今ではそういった副作用がかなり軽減された、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が主流となっています。これは入眠と覚醒の切り替えリズムを補強するもので、万能というわけではありませんが、現在もっとも一般的に処方されている睡眠薬です。また不眠は、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などタイプもさまざまなら、治癒にかかる期間も人それぞれです。定時起床、定時就寝が必要、アルコールとの併用厳禁など、注意事項も多岐にわたります。処方箋なしで買える「睡眠改善薬」もありますが、専門医に相談して適切な処方を受けるのが最良の道です。不眠に悩んで不眠を深めるより、医師に受診して心の負担を軽くしてください。 |
 |
 |
|