a tempo-web
TOP メルマガ登録
FORUM BODY HEART BEAUTY FOOD parsonal care check it! From magazine “a tempo”
HEART
  こころのSOS
提供・監修:ピースマインド
気分と考え方の関係
知人が、目が合ったのに挨拶もなく、横を通り過ぎていきました。こんなとき、今の皆さんならどんな考えが浮かびますか。
「あ、何々さんだ」と思うだけですか?「忙しそうだな。私に気づかなかったんだ」と思いますか。「なぜ挨拶をしないのだ」「私が怒らせたかな」と思いますか?それとも「私は嫌われている、自分はもうだめだ」と思うでしょうか。

われわれは“気分”と“考える”という2つの側面を持ちます。これらは互いに影響しあいます。ストレスがたまるなどして“気分”が下がると“考え方”にも影響を与えます。それがまた気分に作用するという悪循環が生じ、行動までも行き詰ってしまうことがあります。

疲れた気分のとき陥りやすい考え方のひとつに「マイナスひきつけ磁石」になることがあげられます。
たった一回の失敗をとりあげ「自分は何をやっても絶対にうまくいかない」「もうだめだ」と決めつけます。うまくやれていることや恵まれていることがあっても意識できなくなります。また悪いことが起こると、全て自分の責任と考え、普段の周囲の会話すら、自分の悪口や噂話に聞こえてしまいます。

百人いたら十人位自分のことを大好きという人がいて、同じくらい気にくわないと思われる人がいても普通でしょう。しかし嫌う人が一人でもいると察すると「自分は世の中の全ての人から嫌われている、もうだめだ」と考えてしまいます。
また悪い予測ばかり思いつき、そのうえそのとおりならないと落ち着きません。たとえよいことがあっても、ほめられても、そんなはずはないと思い込んでしまいます。

このように、事実でないことを事実と思い込み、自分を否定的に決めつけることはないでしょうか。それも長い間そう思う癖がついてはいないでしょうか。もし元気な時なら同じことをばら色に解釈するかもしれません。たとえば、すれ違って挨拶がないのは「自分のこと好きだから相手が自分を意識しているんだ」と。

疲れているときや落ち込んだ気分の渦中では、マイナス思考からなかなか抜け出せないものです。そんなときには、まずは休養をとり、一息置いて考え直すことをおすすめします。また親しい人に打ち明けてみてもいいでしょう。バランスの良い考え方を取り戻し、気持ちが楽になることでしょう。“考える”面が安定してくると“気分”も回復し、新たに前向きな行動を起こそうという気持ちが生まれてくることもあるのです。

カウンセリングでお話をうかがっておりますと、否定的な考え方をしてしまう原因に、これまでの体験が含まれていて、そのとき感じた気持ちや気分に影響されていたということに気づかれることも多いです。不愉快で傷ついた体験を感覚的に思い出し、絶対にうまくいかないと思い込んでいるために、うまくいくチャンスや幸せになるきっかけを自分から失っていることもあるようです。辛い体験の癒しの作業をカウンセリングなどで行い、過去の体験とは切り離して一歩踏み出せば、また必ず幸せは自分の方にむかってきます。

長い時間、一生、ずっと辛い感情が続くわけではなく、世界で一人、自分だけが苦しんでいるわけでもありません。互いに分かち合っていきませんか。そしていろんな考え方にふれ、ときには笑い飛ばし、型をやぶって、幅広い見方で考えていけば、ほんのわずかなことでも喜びを見出し、意味を見出し、幸せを感じられることでしょう。もう自分ひとりだけで頑張りすぎる必要がないことにも気づくかもしれません。

失敗したとき、体調が悪いときなど気分が悪くなることは当たり前のことです。そのときその感情に支配された考え方で自分を苦しめていないか、一歩立ち止まって考え直してみてはいかがでしょうか。

こころのSOS 項目一覧へ
a tempo-webとは woman's links サイトマップ 利用規約 個人情報保護
はけんけんぽTOP
HEART