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カウンセラーが回答!Forum Q&A Back Number

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フォーラム みんな教えて!どうする私 に寄せられた相談について専門家がアドバイスします。
ぜひ参考にしてくださいね!
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佐藤綾子先生
佐藤 綾子 (さとう あやこ)

日本大学藝術学部教授
国際パフォーマンス研究所代表
社団法人パフォーマンス教育協会(国際パフォーマンス学会)理事長
「佐藤綾子のパフォーマンス講座®」主宰

著書153冊。『一瞬の表情で人を見抜く法』(PHP研究所)、『日経WOMAN 元気のバイブル』(日経ビジネス人文庫)、『願いがかなう8つの習慣』(ダイヤモンド社)など。
社会人のための自己表現養成講座「佐藤綾子のパフォーマンス学講座R」2010年4月より新年度スタート、隔週土曜日の通年講座です。2010年1月30日(土)、2月26日(金)、3月20日(土)には初めての方もお気軽に参加できる公開セミナーを開催します。
詳しくは http://www.spis.co.jp/seminar

カウンセラー'Sコラム 「新しい職場環境での人間関係の作り方」


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Q. 女性ばかりの職場の難しさ (by ゆらゆさん)
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Q. 上司のパワーハラスメント (by lala さん)
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Q. 挨拶のない職場 (by ゆりさん)
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Q. 自分に自信をつけるには? (by お花畑さん)
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Q. 他の派遣の方と馴染めません (by キティちゃんさん)
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Q. 派遣先で孤立感を感じています (by かよさん)
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Q.
女性ばかりの職場の難しさ
以前は男性比率の多い職場で働いていて、思ったことは言ってお互いプラスに動くという姿勢が多かったのですが、今の職場は女性が多い職場です。言いたいことを本人に直接言えば早いと思うのに、“聞こえるように”言います。最近、結構疲れてきました。どうしたらいいのでしょうか?うまくやるポイントがあればよろしくお願いします。 (byゆらゆさん)
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A.

「思ったことを本人に直接言えばいいものを、これみよがしに聞こえるように言う」ということですね。そもそもメッセージというものは、正面切って直接送られてきた場合だけ、その意味を解読してお返事をすればいいのです。正面切って言う勇気もないのにこれみよがしに言っていることは、すべて「ノイズ」だと思って聞き流すこと。間違っても、「何ですって?」と反応したり、気にしたりしないことです。女性同士の職場では、時には「ズブトサ」も必要なのです。

とはいえ、女性の職場において押さえておきたい原則が3点ありますので、ここでご紹介しておきましょう。

1. 主人公願望のコントロール
2. はしゃぎすぎない
3. 相手をたてる

さて、なぜこんなことが必要なのか。簡単に言えば、動物学の世界にその原則を見ることができます。女性同士の心の中には異性である男性の愛情や注目を自分のほうに集めようと争う、同性のメスとしての“ライバル心”が、どうしても発生しやすいのです。

そこで、何でも「私が!私が!」と前に出て、あなたが主人公の立場だけをとりたがると、皆から「なによ」と白い目で見られます。同じように、ちょっとした話題の中でも、「きゃあ」と高い声を上げたり、何かちょっと頂き物をしたときなどに必要以上に「ありがとうございまぁーす」と大声をたてていると「なによ。そんなことではしゃぎすぎじゃないの」と反発を食らうわけです。

3番目の「相手をたてる」については、あなたが何かうまくできたときに、「○○先輩のおかげです!」と相手をたてたり、後輩に対しても、「あなたが助けてくれたので、うまくできたわ」と、相手のプライドや名誉がきちんと守られるような自己表現をいつも心がけましょう。

こんな3点に注意するだけでも、女性ばかりの職場での人間関係の難しさは、ずいぶんと改善されると思います。

(めるまがアテンポ[122号] 2009.12.18掲載)

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Q.
上司のパワーハラスメント
職場の上司はちょっとした部下のミスをみなの前で罵倒します。それもミス というより一方的な思い込みや連絡不足による認識違いなどでこちらとして は自分が悪いとは思えないことについてです。それを言おうと思うのですが、 言うと輪をかけて強い口調で非難したりしてきます。最近は思っていても言 わなくなってきてしまいました。ストレスがたまります。 みなの前で非難することがどれだけ傷つくことかもわかっていません。 こんな上司への対応のアドバイスをお願いします。 (by lalaさん)
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A.
lalaさんのように、上司のパワハラで苦しんでいる人はたくさんいることで しょう。その人の行動を変えることを、心理学では「態度変容」といいます。 私たちは努力さえすれば態度変容が可能です。ところが、自分より上の人に 態度変容をせまることは、基本的には不可能なのです。 そこで、以下の3点の対処法で切り抜けましょう。

1. イヤな上司のいいところ発見
上司は、何かすぐれた能力を一つ持っていませんか? 営業がうまいとか、 計算力があるとか。その1点に注目して、「教えて頂けませんか?」と一度声を かけてみて下さい。自分の得意なことを説明することで、自己顕示欲求がうまく くすぐられて、上司が心を開いて強い味方になる可能性があります。

2. 一度だけ思い切って「NO!」を言う
何を言われても黙っていると、「こいつは面白い。かっこうなサンドバック だ」というわけで、自分の欲求不満や面白くないことがあった日に、どんどん lalaさんに当たってきます。勇気を振り絞って、一度だけ、きっぱりと「その 言い方は私としては大変困ります」と言ってみて下さい。相手はびっくりして、 「ああ、そうだったのか」と反省したり、反省はしなくとも、やり方だけは変 える可能性は十分にあります。

3. エネルギーの方向を変える
それでも上司が変わらなかったら、lalaさんが自分のエネルギーを向ける方向 を変えたらいいのです。もっと魅力的な上司、もっと素晴らしい同僚の方に目 を向け、「あの人みたいになりたいな」「こちらの人と話をしよう」と、心の エネルギーを全部他の楽しいことにだけ集中してみませんか? ふと気付くと lalaさんは「上司はどうでも構わない」と思うようになっていることでしょう。

(めるまがアテンポ[114号] 2009.8.21掲載)

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Q.
挨拶のない職場
今の職場は皆SE でその中での事務を1人でやっています。初日からまず驚いたのは、皆挨拶をしない事。朝の「おはようございます」帰りの「お先に失礼します」など、とにかくコミュニケーション能力がまるでなし。日中も黙々と仕事をしていて、他人にはまったく興味がないような社風です。今までそれなりに活気のある職場に居たため、毎日小さなストレスを感じています。廊下ですれ違う際「お疲れ様です」と声をかけても、無反応…。無視され続けても言い続けて早数ヶ月、何だか最近バカらしくなってきました。でも黙って帰るような人間にはなりたくないし・・・。こんな事でストレスを感じる毎日が苦痛で仕方ありません。 (by ゆりさん)
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A.
挨拶は、人間関係を良くするソーシャルスキルズの代表です。こちらが挨拶しているのに相手が返してくれないのは確かに不快な思いがしますよね。でも、ここは視点を変えて、相手が挨拶を返そうが返すまいが、挨拶をしてみませんか。そんなあなたを見て、いつか相手が挨拶をするかもしれません。でも永遠にしないかもしれません。それはそれで構わないではありませんか。大切なのは本質的な価値観をどちらに置
くかです。

片や「相手が挨拶しないのだからこちらもしない」というのが、挨拶においてもギブアンドテイクの思想からいえば当然でしょう。ただし、相手の態度に自分の基準を合わせるという点で、実はこれは自分にとって心理的に大きなマイナスがあります。なぜなら、いつも自分の態度を人を基準にして決めているので、あなた自身がそのたびに挨拶行動を変えることになって、自分が逆にエネルギーロスをするからです。一方、あなた自身が自分の自己表現に軸を通したいと思えば、あなたは挨拶をし続けることです。相手が挨拶をするかしないかは付録の問題と考えるのです。
「本質以外は寛大であれ」という言葉があります。相手が挨拶をしないからといってあなたまでしないのは本質ではないのです。あなたは立派なソーシャルスキルズを実行して、一流の人間として生きていく。相手がそれについてくるかこないかは、相手の自由選択ということにしませんか?そのほうが、あなたの心のストレスがぐんと軽くなりますよ。

(広報誌アテンポ 2009.4月号掲載)

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Q.
自分に自信をつけるには?
自分に自信をつけるにはどうすればいいですか?世の中には優しい人、意地悪な人、嫉妬深い人等様々な人がいます。資格取得や内面を磨こうと努力しましたが、今ひとつハッキリしません。(悪意ある)他人の言葉に惑わされずに、穏やかな日々を送りたいです。過去、職場での辛い経験があり、心療内科やカウンセリングなど行きましたが、心の安定はなかったです。何か助言があればお願いします。 (by お花畑さん)
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A.

お花畑さんの相談を拝見すると、私たち日本人の多くの人々が小学校、中学校と相対評価の中で育ってきたんだなぁ、とあらためてしみじみと考え させられます。誰が誰より優れているかを考えると、私たちの心はいつも自分のことが心配になって、平安でいられなくなります。

私の大好きな金子みすずさんの詩の言葉の中に「みんな違ってみんないい」 というフレーズが出てきますが、なんとこの考え方は2千年前の聖書の中にあるのです。
「私の目にはあなたは高価で尊い」
(You are a very important person in my eyes.→VIP)というものです。日本でよく使われるVIPの単語も誕生しました。

人間を創った神様の目から見たときに、全員が高価で尊いというのです。 尊くない人はいないのです。その人に資格があるとか、自己の内面形成は どれぐらいか、と神様は問題にしていません。あなたも私も今のままでOKだ、というわけです。嬉しいですね。

もしも比べるなら他の人とではなくて、「昨日より今日がいいかな?」と 自分自身の進歩をよく見てみましょう。そして、「他の人と私は違っていい」と割り切りましょう。

正直言って私は、資格だけを追い求める尺度を持っていると、人間なかなか幸せになれない、と確信しています。自分の好きなことを伸ばしていっ たら、それが資格や、自己確立、自己形成に結びついた、という結果論で良いではありませんか。

あまり周りと比べないこと。毎日の小さな変化を喜ぶこと。それを今すぐに実行してみてくださいね。

(めるまがアテンポ[085号] 2008.6.5掲載)

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Q.
他の派遣の方と馴染めません
現在、今の職場で仕事をして1年経過しようとしています。他の派遣の方とは馴染めず、浮いた状態です。私が聞いていないと思い目の前で私の悪口を言います。顔が苦手だとか、私がいるだけで腹が立つ等と。その為だと思いますが、仕事上の話をする時は怒り口調です。正直、出来れば話たくない気持ちになる事があります。私を見るといじめたくなるのでしょうか?とても、悩み、ストレスになっています。こんな私にアドバイスをお願い致します。 (by キティちゃんさん)
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A.

昔からの言い方で言えば、「仲間はずれ」になっているキティちゃんさんの顔が目に浮かびます。
「集団主義文化の中で最も怖いのは、文字に書いた法律ではなくて、仲間はずれである」と社会人類学者の中根千枝さんが書いています。仲間はずれにされたり、「どうやら、そうらしい」とわざわざ感じられるように悪口を言われたりするのは、本当に精神的にこたえます。でもこれは、心理的にははっきりとわかるメカニズムの上に立っているから、怖いことはないのです。

弱い人ほど、一人の「仮想敵」をつくって、その人に立ち向かうことで自分たちの連帯を強めようとします。「敵の敵は味方」という現象です。こんなことをしないと、自分という人間が保てないほど、人間はみんな弱いのです。

そこで、あなたがゲンナリしたり、しょげたりすると、余計笠に着て、いじめはエスカレートします。あなたにつける薬を一行お教えしましょう。

「ネアカ(根明)ニコニコへこたれず」

机上の学問でこれを言っているのではありません。私も8人ほどの男性に同じようなことをされたことがあります。派遣ではありませんが、ある委員会でした。気にした様子を見せれば、彼らは余計嬉しがってつかみかかってきます。でも、結局彼らは、私のネアカ表現には勝てませんでした。

「ネアカ、ニコニコへこたれず」で、対応してください。そのうちに、相手が諦めます。

(めるまがアテンポ[083号] 2008.5.2掲載)

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Q.
派遣先で孤立感を感じています
私は会社の中で派遣一人なのですが、孤独を感じることが度々あり落ち込みま す。社員の会話の中に入れなかったり、飲み会などで派遣は当然のように誘わ れなかったり…割り切ればいいのかもしれないけど、何か寂しい。挨拶も無視 されることが度々あり、私に何か悪いところがあるのかなと考えることもしば しばです。自分でも派遣だから遠慮がちになるところがあるのでそれがいけな いのかな。毎日が嫌でたまりません。私の被害妄想でしょうか?ちなみに今現 在不安障害で治療中です。生活の為、辞めることもできず…皆さんは職場の人 間関係どうされていますか? (by かよさん)
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A.

かよさんの気持ちは、よくわかります。でもここで、一番短くて一番確かで、絶対的に有効な答えを一つお知らせします。それは「その人の『立場』とその『人自身』をはっきりと分けて考えること」です。派遣社員と正社員は立場が違います。けれど、その人が仲間はずれになっているわけではありません。それなのに、立場が違うことによって扱いが違うことを気にすると、苦しんだり損をしたりするのは自分です。「立場への扱いと人への扱いは、違う問題なのだ」といつも自分に言い聞かせてあげましょう。

でも、もし自分という人間が、明るくて楽しくて、いつもみんなの役に立つ情報を持っていれば、自然に周りの人が集まってきて、話しかけるようになります。素敵なことですね。

人が、立場の違う人に違う行動をとるのは当然の「区別」であって、「差別」ではありません。一番大切なのは、あなた自身が明るく楽しくふるまっていることです。誰も、派遣社員を仲間はずれにしようなどとは思っていないのです。派遣社員がいなければ会社はまわらないのが、今の日本の社会ですから。

もっと堂々と明るくふるまっていてください。そうすれば逆に周りが「彼女がいないとさびしいなあ」と思うようになり、すすんで声をかけてきます。たった1週間でいいですから、それを試してみましょう。

(めるまがアテンポ[081号] 2008.4.4掲載)

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