「思ったことを本人に直接言えばいいものを、これみよがしに聞こえるように言う」ということですね。そもそもメッセージというものは、正面切って直接送られてきた場合だけ、その意味を解読してお返事をすればいいのです。正面切って言う勇気もないのにこれみよがしに言っていることは、すべて「ノイズ」だと思って聞き流すこと。間違っても、「何ですって?」と反応したり、気にしたりしないことです。女性同士の職場では、時には「ズブトサ」も必要なのです。
とはいえ、女性の職場において押さえておきたい原則が3点ありますので、ここでご紹介しておきましょう。
1. 主人公願望のコントロール
2. はしゃぎすぎない
3. 相手をたてる
さて、なぜこんなことが必要なのか。簡単に言えば、動物学の世界にその原則を見ることができます。女性同士の心の中には異性である男性の愛情や注目を自分のほうに集めようと争う、同性のメスとしての“ライバル心”が、どうしても発生しやすいのです。
そこで、何でも「私が!私が!」と前に出て、あなたが主人公の立場だけをとりたがると、皆から「なによ」と白い目で見られます。同じように、ちょっとした話題の中でも、「きゃあ」と高い声を上げたり、何かちょっと頂き物をしたときなどに必要以上に「ありがとうございまぁーす」と大声をたてていると「なによ。そんなことではしゃぎすぎじゃないの」と反発を食らうわけです。
3番目の「相手をたてる」については、あなたが何かうまくできたときに、「○○先輩のおかげです!」と相手をたてたり、後輩に対しても、「あなたが助けてくれたので、うまくできたわ」と、相手のプライドや名誉がきちんと守られるような自己表現をいつも心がけましょう。
こんな3点に注意するだけでも、女性ばかりの職場での人間関係の難しさは、ずいぶんと改善されると思います。
(めるまがアテンポ[122号] 2009.12.18掲載) |