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働く女性に元気をプラス! 連載エッセイ Back Number

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小倉美紀
小倉美紀
自分が元気でハッピーでいられたら、周りも元気でハッピーでいられます。だから、自分を大切にして、自信を持って、自分らしく生きていくことが、すべての人にとってgoodなことだと私は信じています。このコラムがあなたの元気とハッピーを応援するものでありますよう願いを込めて
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<プロフィール>
エナジー・コーチ、コラムニスト、セミナー講師。ニューヨーク州立大学卒業後、東京で外資系コンサルティング会社に勤務。その後ドイツに在住。現地でリストラに遭ったのをきっかけにコーチングの道へ進み、現地で独立。2006年に拠点を東京に移し、主に女性の元気とハッピーをテーマにコーチング、セミナー、執筆活動を展開中。海外在住暦は約13年に及び、その経験からのユニークな視点でクライアントをサポートする。著書にアマゾン和書「女性と仕事」カテゴリ一1位の「自分らしくライフバランスを手に入れる」(ファーストプレス)がある。HP:www.mikiogura.com 人気のブログ「Miki Oguraの元気が出る!女性のための前向きライフコーチング」はほぼ毎日更新中! http://blog.livedoor.jp/mikiogura
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vol.1 『必要なものは、向こうからやってくる!』 …*…*…*…*…*…*…*
明けましておめでとうございます。あなたは今年、どんな期待に心を弾ませて
いますか?

私にとって一番思い出深い新年は1989〜90年。アメリカへ留学して初めて迎え
る、家族と離れての年末年始でした。この時の私は家なき子。始めは語学講座
に通って1月からは大学へ入る予定が、冬休み前までに入学許可が下りなかっ
たのです。おかげで次に住む所も決められず、仕方なくそれまで住んでいた学
生寮に頼み込んで冬休みの間残らせてもらうことに。周りの学生たちはクリス
マス休暇で家族のもとに帰るのに、私は日本に帰るお金もなく家族も近くにい
ない。自分で留学の道を選んだとは言え、一体どうなるんだろう?と期待どこ
ろか、心細さで泣いていました。

ところが、人生とはうまくしたもの。クリスマスも一人寂しく学生寮で過ごす
はずだったのが、寮で同じフロアに住んでいた友人を向かえにきたご両親に偶
然声をかけられ「行くところがないなら、家に来なさい」と招待してくださっ
たのです。そして突然やってきた見ず知らずの私のために急遽プレゼントまで
用意してくれました。今と違いインターネットもメールもない時代。日本とア
メリカは遠く、不安と心細さでいっぱいでしたから、あの時ほど人の優しさを
ありがたく思ったことはありません。おかげで、アメリカでの初めてのクリス
マスは、今も心暖まる思い出として残っています。その後、大学からの合格通
知も届き、アパート探しも周りに助けられて無事に大学生生活を始めることが
できました。

振り返ってみると、本当に必要なものはどういうわけか必要なときに与えられ
るようになっています。私たち、必要なものをちゃんと引き寄せる能力を持っ
ているんですね。だから今年やってくることも、自分にとって必然で、何かを
気づかせてくれたり、学ばせてくれたりするはず。そう思っていると新年に寄
せる期待もワクワク感も膨らんで、本当にその通りになりますよ。
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…*…*…* vol.2 『優しさは甘えじゃない』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*
私が普段お勧めしていることの一つに「自分を大切にすること」があります。
自分に対してもっと優しくいて欲しい。自分トリートメントの時間をちゃん
と取って、心も身体もセルフケアを怠らないでね、という意味です。

ところが、女性は自分に厳しい方が多いんです。完璧主義だとか嫌われたく
ない、なんていう気持ちがまだまだもっとやらねば!という気持ちを駆り立
てるのか、すっかりがんばりウーマンになっている方がたくさん。よく言え
ばまじめで努力家、自分に対して高いスタンダードを持っていて、それはそ
れで素晴らしいことです。でも、そのために疲れたり苦しんだり、できない
自分に自己嫌悪していたら、せっかくの努力ももったいない。

この背景には、自分に優しくしたら甘えちゃうからダメ!という気持ちもあ
るようです。さらに、甘えちゃうから優しくしないで!と周りからの親切や
優しさを素直に受け取れない人もいます。あなたにはそんな思い込み、あり
ませんか?

でも、優しさって、甘えを生むようなそんなヤワなものではありません。む
しろ、優しさは強さの象徴。本当の優しさは人を励まし、勇気づけ、強くし
てくれます。優しくすることは強さ、そして受け取ることも強さですよね。
感謝しながらしっかり受け取り、そしてそれを周りに還元していったらバラ
ンスもよくなるし、優しさの輪も広がります。だから、優しさイコール甘え、
という方程式がもしあなたの心にあるなら、今日から優しさイコール強さ、
と書き換えてみてはいかがでしょうか。

そして、自分トリートメントとして、疲れたら休む。周りに助けを求める。
自分のいいところを見てあげる。がんばっている自分を認める。自分バッシ
ングしない。ポジティブな言葉を使う。自分と向き合う時間を取るなど、普
段からぜひやってみてください。そうしたら、自分に余裕も生まれ、周りに
ももっと優しくなれるはず。自分への優しさは、周りへの優しさでもあるの
です。
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…*…* vol.3 『マイ・バレンタインは、誰?』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*
2月はバレンタインデーもあって、愛を思い浮かべます。世の中は、チョコ
レートでにぎやかです。日本では、女性が男性にチョコを添えて愛を告白し
ますよね。アメリカやイギリスでは、恋人たちが愛のメッセージ・カードを
交換し、男性が女性にバラを贈ったりディナーに行ったりするのが習わしで、
こちらがもともとのバレンタイン。

でも、ドイツでは、バレンタインデーそのものが知られていないので、カー
ドもお花もチョコレートも関係なし。ただ、この数年ハロウィーンと同様、
バレンタインデーの頃になるとスイーツのお店などで赤いハートやバラなど
が飾られるようになり、少しずつ浸透しているようです。ところ変われば、
ですね。

ところで、なぜ2月14日がバレンタインなんでしょう?この日は、ローマ
神話に出てくる家庭と結婚の女神ジュノの祝日。そしてキリスト教司祭のバ
レンタインという人が処刑された日。バレンタインは、当時戦いに出る男た
ちの士気を下げることから禁じられていた、兵士の結婚をひそかにさせてい
たことで捕えられ、結婚の女神の祝日にあえて処刑されました。そうして女
神ジュノの祝日から、結婚と愛を守ろうとしたバレンタインにちなんでバレ
ンタインデーとなり、恋人たちの日となったのだそうです。

愛ということで思いつくのは、やはり恋愛。素敵なパートナーと素晴らしい
恋愛関係を持ちたいと思うのは、女性として正直な気持ちですね。そんな関
係を持つために一番必要なことって、一体何だと思いますか?

私はまず自分を愛することだと思うのです。これは傲慢でもうぬぼれでもな
くて、本当に自分を大切にする意味での愛。自分を愛せず、大切にできなか
ったら、どうやって誰かを愛して大切にできるのでしょうか?つい見落とし
がちですが、自分を好きでいることは、良い恋愛にもつながっています。だ
から、とても大切です。今年のマイ・バレンタインは、自分自身を愛するこ
とも考えてみてはいかが?
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…*…* vol.4 『どんな知識よりもパワフルなもの』 …*…*…*…*…*…*…*…*
今年こそは!と新年に意気込みながら結局三日坊主に終わってしまったこと
は、私も含めたくさんの方が経験済みですね。アメリカでは、New Year's 
Resolution(新年の決意)として、ダイエット・減量が一番人気だそうです。

2008年も1ヶ月半が過ぎ、新年の決意もそろそろチェックしたい時期です。
あなたの今年の決意は何でしたか?そのためのプランを作って実践していま
すか?目標を決め、実行プランを練り、日々実践する。シンプルなようで、
なかなかできないことかもしれません。実際、目標を立てるのは難しいとい
う声もよく聞かれます。でも、このシンプルなことが、体験してみるととて
もパワフルなのです。

私自身、目標・プラン・アクションのシンプルなパワーを本当に体感できた
のは、マラソンに初挑戦したとき。素人で何もわからず、友人のトライアス
リートに教えてもらいながら18週間のトレーニングメニューを日々こなしま
した。始めの頃は大変でも、少しずつ伸びる走行距離に身体が慣れていくこ
とに驚き、そうして本当に不思議!もともと走るのが嫌いだった私が、42km
完走できちゃったのです。そのときの達成感と言ったら、言葉にできないも
のがあります。

「ちゃんとトレーニングすれば誰でも完走できる」と聞いてはいたけれど、
本当だったんだと人間の持つ可能性に対する考え方が広がりました。その後、
レースという目標がないと普段あまり走る気にならないというパターンも発
見し、ゴールを持つことの意味も学びました。

今週末は東京マラソンもありますね。私も出走して4回目のフルマラソンに
挑戦します。毎日やることは少しでも、積み重なって大きな目標を達成でき
ることを実際に体験したら、読んだり聞いたりして学ぶどんな知識より大き
な糧となります。皆さんも是非、この「目標・プラン・アクション」のプロ
セスの醍醐味を味わいながら、今年の決意を実現してください!
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…*…* vol.5 『がんばりすぎて疲れる前に』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
2月中旬の東京マラソンも終わり、3月になりました。私はラッキーにも
2年連続して東京マラソンに当選して、おかげさまで今年も無事完走しま
した。お天気にも恵まれ、去年と比べると雨が降らなかった分、少々楽
でした。マラソンは、ひとりで黙々と走るスポーツで孤独に見えますが、
これが意外にひとりではないのです。

まず、レース中は完走という同じ目標を目指す数千人、数万人単位のラ
ンナーたちがいて、力強いものです。コース上にはボランティアの方が、
沿道にはたくさんの人が応援してくれます。これが嬉しくて、走る力に
なります。トレーニング中も、完全にひとりでこなしている人は少ない
はず。多くがランニングクラブに入っていたり、仲間やコーチがいたり。
ケガの治療や予防のため整体やトレーナー、マッサージなどのお世話に
なったりもします。シューズやウェア、グッズを買いに行けば、お店の
方がいろいろとアドバイスをしてくれます。ほかにもレース運営スタッ
フやスポンサーもいて、マラソンは実際にはひとりでは成り立たないス
ポーツなんですね。

結局、私たちはひとりで生きているわけではないと本当に実感させられ
ます。あなたには、あなたをサポートしてくれる人はいますか?会社の
人、友だち、家族や恋人。また、あなたのキャリアや人生をサポートす
るためのメンターやコーチ、カウンセラーもいるでしょう。そんな人た
ちを普段から用意して、必要なときに助けを頼めるサポートネットワー
クを作っておくことは、人生のひとつのスキルです。

私たちは人に何かを頼むのは申し訳ないとつい思ってしまいますが、み
んなお互いさまで、どの道助け合わなければやっていけないのも事実で
す。逆に、ひとりでがんばりすぎて疲れたり倒れたりしたら本末転倒で、
周りも困るかもしれません。自立した女性として、人に頼らず自分の力
でやろうとする気持ちを持ちながらも、ときには助けを求める勇気も出
しましょう。
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…*…* vol.6 『本来の私に戻ろう!』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
いよいよ春。桜も咲き出すこの季節は気分もウキウキしてきます。この
気持ちに乗じて、少し自分をリニューアルしてみるにも良い時期です。
新しい自分とは、どんなものか考えたことはありますか?

リニューアルとは言っても、自分を変えるぞ!と意気込む必要はありま
せん。もっと自分の気持ちに正直になって、自然なあなた自身に意識を
向けてみれば、新しい自分の姿も見えてきます。ラッキーなことに「新
しい自分」とは、本来あるべき自分の姿で、どの人ももともと持ってい
るからです。

たとえば、自信を失って少し落ち込み気味なら、「本来の私って、こん
な風だったかしら?」と考えてみてください。何かのきっかけで自信を
失っていても、「違う、ホントの私はこうじゃない」はず。疲れていて
も、「本当は私はもっと明るくて元気」なはず。「ホントはもっとハッ
ピーな私がいる」はず。ならば、その姿を思い出して自分を取り戻した
らリニューアルするのも楽にできそう。

そもそも私たちの自然な姿とは、笑っていて自信があって、元気でハッ
ピーなはずなのです。これは生まれてきた人すべての権利。ところが、
ついそれを忘れて、自己嫌悪、自己批判、罪悪感、怒り、悲しみなどの
感情に振り回され、あげくにその気持ちから抜け出さないことを無意識
に選択しています。

人生では楽しいことも悲しいこともあって、傷つくこともあるでしょう。
それ自体は防ぎようがないかもしれませんが、傷ついた状態をずっと続
けるかどうかは、別問題。

自己嫌悪や自己批判、罪悪感も怒りも悲しみも、持ち続けても何かが変
わるわけではなく、被害者意識までできたりして、ますますアンハッピ
ーになるだけ。自分に役に立たない少し古くなった感情なら、春の大掃
除と考えて、思い切って手放しましょう。どうしたら・・・なんて難し
く考えず、そうしようと思うだけでいいのです。そうして元気でハッピ
ーな本来のあなたの姿を取り戻してください。
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