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働く女性に元気をプラス! 連載エッセイ Back Number
岡田百合香
ハッピーに人生を送れたら本当に幸せですよね。私は数回の転職を繰り返
し、そして独立したという経緯があり、その経験からなんとなくハッピー
になるためのコツを覚えていった気がします。そんな私の経験が皆様の日
常のヒントになるようにエッセイで伝えていきたいです。
<プロフィール>
1959年生まれ。大学卒業後、OL、派遣社員、営業などを経験し、人材ビジネス会社に落ち着き、取締役となる。 「採用コンサルタント」という仕事をしながら、企業の新卒採用のコンサルティングや研修を手がける。2002年に 「ライフビタミン研究所」を設立。「心のトータルプロデューサー」として、メンタルからキャリアまで人が活き活きと 人生を送るためにカウンセリングや、セミナー、執筆などを通して伝えている。産業カウンセラー・キャリアコンサルタント 他資格多数。著書に「幸せ美人への近道」「ハッピーになるセルフセラピー」(愛育社)がある。 HP: http://www.life-vc.com
*… vol.1 『仕事は楽しいですか!』…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
私の人生、転職数回、そして派遣社員の経験あり!なんです。それも、派遣
会社というものが少し認知し始めた頃。だから周りから反対されましたよ。
「大丈夫?そんな不安定な所に行って」とか「派遣って何するの?」と友人
達にも言われた記憶があります。今は働き方の1つの形態なのにね。

派遣に関わらず、仕事は楽しくするもの、と私はずっと思ってきました。だ
から、派遣社員の時代も一生懸命目の前の仕事をこなし、自分なりの責任と
充実感を持つように努力してきましたね。そう、自分なりの自分への評価と
楽しみを持つんです。「今日はこれだけできたぞ」「夜はデートだから仕事
は時間内に終わらせるために早めにチェックしてしまおう!」「あの嫌な上
司と今日は上手く話せた!」「私って仕事できるな〜」「今日は1つ学んで
ラッキー」などとね。

「どんな仕事がしたいですか」と仕事柄、よく質問するんです。転職する人
や学生さんは「楽しい仕事がいい」「自分に合った仕事がないかな」「職場
の雰囲気と人間関係の良い会社がいいな〜」と…多いんです。こんな回答を
する人が。最初から自分に合った楽しい仕事なんてないですよね。

楽しそうな仕事を見つけるのではなくて、仕事を自分なりに楽しめるように
工夫をしていくことが大切。だって1日のうち仕事に費やす時間が約8時間で
しょ。そうしたら絶対楽しまなくちゃ損ですよね。誰だって、もちろん私も、
嫌なこともあれば、さぼりたい日もあり、やる気がない時もありますよね。
そんな完璧な人間はいないわけですから。

仕事が全てじゃないけど、折角関わっているなら楽しみましょう。「よし、
楽しもう!」と前向きな気持ちを持つだけで脳は活性化されます。すると目
の前の仕事への意識も行動も変化してくるはずです。私も若い頃から、楽し
む努力をしながら自分がやりたいことを見つけていった気がします。

だから私は仕事が楽しいですよ♪
*… vol.2 『キャリアチェンジの基準』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
キャリアチェンジというとかっこいいですが、私は若い頃は何をやっていけ
ばいいのだろうかと、転職しながら探し続けていました。大学の就活時代は
殆ど活動しませんでしたね。周りの友人達は、どんどん就職先を決めていっ
たのにも関わらず、私は全くの無関心。もちろんミーハー根性で大手企業の
就職セミナーにも参加し、面接も受けました。が、無念にも惨敗です。そり
ゃそうですよ。志望動機なんかいい加減でしたからね。(現在は、偉そうに
キャリアカウンセリングしている私ですが(汗))とりあえず、一般企業の
OLとして働き出しました。

仕事をしながら気づいたことがあります。「私は仕事が好きで、仕事ができ
る!」となんだか分からない自信を持ってしまったんですね。だから、仕事
をしながら、もっとキャリアアップしたい願望が強くなったんです。転職の
基準も自分が向上できる会社。何か新しいことが学べて自己成長できる会社。
働きながら学んだり自己成長することが基本ですから、新しい仕事も楽しく
前向きに覚えていきました。

その中で、1つ自分にとって譲れないものがあったんです。それは「人」と
関わる仕事がしたい。「人」のために何か貢献していきたい。新入社員の時
代には思いもしなかった考えです。それは仕事をしながら自分の中で芽生え
ていった「キャリアの礎」です。そして「企業の採用コンサルタント」とい
う仕事にたどり着き、人材採用、育成という、とてもおもしろい分野に落ち
着いたわけです。さらにもう一歩進んで、「心理カウンセラー」として様々
な勉強をし、現在に至ります。

私が、やりたい仕事を発見できたのには秘訣があります。1つは、「私はで
きる」という自己肯定感です。誰かが言ってくれなくてもいいんです。自分
で自分を認める力です。これが原動力になります。1つは、常に向上心を持
つこと。すごいキャリアアップを望まなくても、現在いるその場所で、何を
学べるのか学ぶためにはどうするのか、に好奇心を持ち、前向きな行動をし
ていったことです。そのうち、自分の譲れないものが見つかってきます。

いくつかの仕事を経験しながら、寄り道もあり、走ったり転んだりしながら、
自分はこうありたい、こうなりたい、という希望を持って進んでいったこと
が今の自分を作り上げているのかな、と思っております。
*… vol.3 『仕事って何?』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…* …*
「働くこと」を真剣に考えたことってありますか?
毎日会社に行くことが、当たり前になってしまっているので、あえて考える人
は少ないでしょう。でも、考え出すと「何のために働いているのだろう」「今
の仕事でいいのか」「このままだと将来どうなるのだろう」と、疑問がわいて
くるかもしれませんね。

私は20代の頃は、漠然と何か特別なキャリアを積みたい、将来も仕事を続けて
いきたい、という思いだけはありました。とりあえず、「将来成功するための
ステップだ〜」と考えて働いていました。といっても暗中模索状態でしたが。

仕事って何?働くことって何?と問われたら様々な答えが帰ってきて当然です。
皆さんが選んでいる派遣社員という働き方の選択にも理由がある人、ない人様
々でしょう。たまたま派遣をしている、という人もいるでしょう。もし、理由
がなく仕事をしてる人がいたら、今ここで考えてみるのもいいかもしれません。
なぜって、理由があったほうが前に進みやすいでしょう?

職場の問題や、自分の好きな仕事ではない、仕事が暇でやりがいを感じられな
いなど、自分の外の問題点はいろいろとありますよね。だけど、仕事をするの
は自分。将来どうなるのかも自分。行動して変えられるのも自分。「別に生活
のためだから」「お金が欲しいから」「すぐ結婚するから」その理由でももち
ろんOK。ただし、自分がそれを選択したということです。だから、自分で選択
したものには責任を持つ必要があるんです。そして問題があれば解決していく
行動力も必要ですよね。それも自分。

私は、仕事をしながら「自分はこの仕事では満足できないな」と思って転職し
たり、「仕事だけではキャリアアップができないから、資格取得の勉強をして
みよう」と行動したり、「今の仕事をどうすれば楽しく(自分の得になるよう
に)できるか」と考えてみたり。失敗もたくさんありましたが、自分の意思決
定で選択してきたので、何の後悔も不満もありませんでしたし、誰かのせいに
することもなかったですね。

職場での自分の立場はいろいろとあるけど、会社が自分を変えてくれることは
ありません。自分がどのように仕事に関わっていくか、そしてこれからどうし
ていきたいのか、という気持ちがあり、行動することで変わっていくのではな
いでしょうか。

仕事について考えてみることで、漠然と思っていることが明確化したり、この
ままじゃまずいと気づいたり、将来の目標が見つかったりと、新しい自分発見
ができるかもしれません。
*… vol.4 『人間関係は大変です』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
職場のストレスで一番多い原因が「人間関係」という結果が数年続いていま
す。もちろん、職場以外でも人間関係は大変ですよね。なぜかって、自分の
思った通りに相手は動かないし、心の中まで読むことはできません。いい人
ばかりに囲まれれば、こんな幸せなことはないのですが、職場に関しては、
自ら人を選ぶことができないですよね。だから、大変なんです。職場以外な
ら、とりあえず嫌な人がいたら付き合わなければいい。でも職場では嫌な人
とも毎日顔をつき合わさなければならないから、こんな重いストレスはない
かもしれませんね。

私は、数社転職しましたが、あまりこの人間関係のストレスには遭遇したこ
とがないんです。というか、気にしなかったせいかもしれません。1社だけ、
意地悪な喜怒哀楽の激しい同僚と付き合わなければならない環境がありまし
た。人間の身体は正直なもので、右隣にその嫌な同僚がいたので、右側の頬
の部分に大きなニキビが満開になってしまい、さらには、夜中に胃が痛くて
目が覚めたことも数回ありました。

でも私は、嫌なんだけれど、あえて笑顔で挨拶をするように心がけていまし
たよ。もちろん、時々無視をされたこともありましたけどね。また、びくび
くしないで、堂々と接することができるように自分自身をコントロールして
いました。嫌な相手と接する時って、多分こちらも暗い顔をしているか、笑
顔は消えているような気がするんです。そうすると、相手もこちらのことを
快く思っていないわけだから、そのびくびくしているところにさらに追い討
ちをかけるように、つけこんでくる可能性もあるのではないかな、と思いま
す。こちらは、別に悪いことは何もしてないのだから、堂々としているのが
一番。

いじめられたり、嫌な態度をされたりするのは、辛いけれども、それをどう
乗り越えていくかを工夫していくのも、これからの自分にとってプラスにな
る気がします。そして、工夫して尚、やはり自分にとってマイナスだと判断
したならば、会社を辞めるという選択肢もあるでしょう。人間関係はどこに
行ってもついてまわりますよね。だから嫌な人との付き合い方攻略法を考え
てみたり、自分がどのように相手と接しているか、客観的に見つめてみるこ
とも自分が成長するために必要な作業かもしれませんね。
*… vol.5 『嫌なこともプラスに!』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
ここ数年、「心の病」にかかる人が増えてますね。さらに、病とまではいかな
いけど「不安、不満」を抱えて、なんか楽しくないって人、結構いますよね。

「病」になったら大変ですよ。なかなか治らないし、お仕事もお休みしなけれ
ばならなくなってしまいます。
最近、知り合いの企業の新入社員が、休職してしまったんです。仕事の量や人
との関係が原因だったんですが、最初はアトピー症状、そして胃痛、さらには、
月1回は平日に休むようになってしまい、食べても嘔吐してしまう。電車に乗れ
ない。本人は辛いでしょう。仕事どころではありませんよね。

皆さんの、心の健康管理は大丈夫ですか?不安や不満、不快などの悩みがあれ
ば、抱え込んでしまって体調不良になる前に解決してしまいましょうね。

様々な悩みがあると思いますが、解決方法はおよそ3つに分かれます。
1つ目は、問題解決のために行動を起こす方法。これは、自ら行動を起こすと
いう勇気がいるけど、解決へ向かうための方法が目に見えるので分かりやすい
ですね。
2つ目は、もう不快、限界という状況であれば、そこから逃げるという方法。
3つ目は、「物事の捉え方」をマイナスからプラスに変えてみる方法です。
不安、不満は案外自分で作り出しているもの。だから作らなければいいんです。

私の場合、3つ目の方法が多いですね。
不満、不安と感じていることは、自分がそのように受け止めてしまっているか
らともいえます。そこで自分の考え方を変えてみること。楽天的、ポジティブ
思考なんてすべては無理だけど、こう考えられたら絶対ラクですよ。

おみくじで「大凶」を引いて、落ち込んでしまう人もいれば、「確率の低い大
凶に当たるなんて、ラッキー。『大吉』と紙一重ってことじゃない」と喜ぶ人。
(実は私です)。嫌な人と一緒に働くことになっても、嫌と思わずに「これは
修行しなさいという天からの声。この人と上手く付き合えれば、きっと私にと
ってこれからの人生いいことが起こるわ」、また、あまり合わない会社ばかり
続いてもがっかりしてしまわずに、「たくさんの変な会社を見ておもしろかっ
たわ。もうきっとこれ以上悪い会社はないから大丈夫ね」、と考えてみる。
いいことばかり経験していると、悪いこと、嫌なことが起こったら免疫がない
からショックも大きいでしょう。でも嫌なことも経験しておけば、いい事があ
ったとき、この上ない喜びに浸れるのではないでしょうか。そうそう、失敗を
経験するからこそ、そこに成功があるんですよ。

大切なのは、発想の転換ですね。頭の体操をしながらストレス解消しちゃいま
しょう!
*… vol.6 『自分のビジョン』 …*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
さて、今回で私のエッセイも最後となりました。少しは、皆さんの参考
になってくれれば嬉しいのですが・・・。

皆さんは、「自分のビジョン」を持って仕事をしていますか?ビジョン
というと大げさかもしれないけれど、やはり何か目標や夢があったほう
が、毎日活き活きと過ごせるのではないかな。もちろん、仕事のビジョ
ンではなく、プライベートの目標でもいいんです。

将来はこうなりたい!って思うことはとても大切ですよね。

私は、20代の頃のビジョンはありましたが漠然としたもので、具体的に
何をどうしたらいいかを細かくは考えていませんでした。それが明確に
分かってきたのが30代半ばかな。でもいくつになってもやりたいことは
出来ますよね。

皆さんに私が伝えたいのは、気づいた時に「自分はこんなふうになりた
い」というビジョンを持って、そこから逆算して、今何をすればいいの
だろうかと、具体的に実行できることを考えておこうということです。

1年後にはこうなりたいから、今はこれをすればいいんだ。1か月、1週
間、今日1日と、具体的に細かくすれば、結構やれるんですね。そうで
きると思えば、楽しくなりませんか?もちろん、現実にはそんなビジョ
ンには関係なく、人間関係やキャリアや様々な悩みが襲ってくるでしょ
う。でも「自分のビジョン」があれば、日々の事柄も乗り越えられると
私は思うんです。「それはあなたが強いからよ」と思うかもしれません
ね。いや、強くならなくたっていいんです。柔軟に生きることなんです。

毎日の小さな悩みも解決できなければ、たまには脇に置いたっていい。
誰かに相談して、その人に預けてしまってもいい。そして「まあいいか」
って、笑い飛ばすクセをつける。嫌なことも受け止めて、そして嫌だと
思わずに成し遂げてしまう。そんな大胆さ、柔軟さがあれば、悩みも、
悩みじゃなくなってきますよ。

ビジョンに向かって伸びていくしなやかな竹のように!
そうなるためにも、「自分のビジョン」を描いていきましょう。
※ここに掲載されている文章は一切の複製・転用を禁止いたします。
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