人は体調が悪いと気分がすぐれません。体を動かすことも、もちろんつらいですが、何もやる気がおきなくなったり、投げやりになったり後ろ向きな気持ちになってしまったりと、心と体はとても密接に繋がっているのは、皆さんも良くご存知だと思います。風の予防の仕方はすぐにでも思いつきますが、それでは心の風邪の予防はどうですか?皆さんはすぐにアイディアが浮かびますか?
最近では心に元気がない状態のことを“心の風邪”と表現することも多くなってきました。普通の風邪なら予防法を知っているのに“心の風邪”とは厄介ですね。
普通の風邪と同じように、誰にでも分かる予防法があったら良いのに…。なかなかそうは単純には行かないのが人の心の健康だと思います。
体調が悪いと気分がすぐれないのと同じで“心の風邪”にかかってしまっていたら気分は落ち込む一方です。なかなか気分が良くならず、かえってそのことでストレスに感じてしまったり、とても悪循環な毎日になってしまいがちです。“心の風邪”を予防、治療することが難しいことなら、心に栄養を常につけていくという考え方はどうでしょうか?風邪を引いたときも、美味しいものをたくさん食べて、ぐっすり寝て体に栄養をつけていきますね。それと同じように心に栄養をつけてみたら回復も早くなるはずです。
心に栄養をつけると聞いて何を思い浮かべますか?きっと答えは様々で、あなたなりの心の栄養のつけ方を知っていると思います。好きな食べ物を食べたり、音楽を聴いたり、温泉にいったりと考えるだけでも楽しくなってきますね。
ここでの共通点は、自分の好きなこと、自分のしたいと思っている欲求を、素直に受けとめてあげることです。眠たいときに睡眠をとる、お腹がすいているときに何かを食べるように、心が栄養をつけるために求めている欲求に、素直に耳を傾けてあげることがとても大切です。
私たちの日々の生活の中では常に心の欲求に耳を傾けているのはとても難しいことかもしれません。毎日の自分のすべきことに追われていて、時間との競争というところも、ままあると思います。気が付いたら、風邪を引いて熱がでていたということも少なくありません。だからこそ、忙しい時間の中でも、自分の心の欲求に耳を傾ける時間が必要なのではないかと思います。
毎日仕事に追われていて、どこか旅行にでもいきたいという欲求に、すぐゴージャスな海外旅行などをプレゼントするわけではなく、その旅行に行きたいという欲求を受け止めてあげることが大切です。「今の私は、旅行に行きたいって思うほど毎日追われて大変なのね。旅行に行くことでリフレッシュできるのね」と旅行することと心の栄養を結びつけて考えると、その旅行がさらに心に栄養を与えてくれるものになるのではないかと思います。
それともう一つ大切なことは、心の状態を気にかけることが、心の栄養状態を知るのにとても重要です。最近は健康ブームで、健康について人々はより多く関心を持つようになってきました。いくら体に良いからといって全ての健康食品を口にすることは不可能です。自分の体の状態を把握して、自分には何が必要なのか知ることがとても大切です。心の健康も同じだと思います。自分の心の状態に気が付いてあげること、仕事がハードでストレスが溜まってイライラしていたら、その状態を素直に受け入れてあげることです。「最近仕事が忙しいからイライラしちゃうんだよね…。しょうがないのかな」など常に心の状態をチェックする気持ちを持つことは心に栄養を与えることに大きな役割を果たします。
“病は気から”と言葉があります。まさに心の健康は私たちにとって、とても大切なことです。皆それぞれの心の栄養のつけ方があると思いますが、それぞれのオリジナルな方法をシェアできたら素敵ですね。きっと目からウロコのようなものもあったりと。あなたの心が健康でありますように、それぞれの心の栄養のつけ方を大切にしてください。 |