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  カウンセラー'Sコラム
提供・監修:ピースマインド
最近の子育て事情
カウンセラー シャーニー明子
少子化が問題とされるようになってから久しい。それと矛盾するようですが子育てグッズを販売している子育て産業は景気がよいようです。ひとりの子どもにかけるお金が増えたこともありますが、昔は使わなかったような子育てグッズが増えていることもあるようです。

こういうときにはこういうものを使うのですと言われると何も知らない初めてのママたちはそういうものかと思ってしまいます。オムツのにおいをさせないゴミ箱とか離乳食つくりのためのセットとか。確かにあると便利だし時間も節約できるのですが、すべてそろえていたら大変です。

子育てはお金がかかります。日本では妊娠、出産は保険が利かないため、かなりの費用がかかります。検診は一回あたり3500円から5000円くらいかかるし、毎回の検診のほかに血液検査や性病検査、子宮ガン検診などの検査だけでも2万円くらいかかるのです。

生まれてくる子どもの数が少ないことが問題になっていますが、出生率よりも子どもを生まない、あるいは生みたくても生めない社会的背景のほうが問題なのではないかと思います。経済的要因もその一つであると思います。

子どもが少なくなっていることで今までとは違った問題がでてきています。先日伺ったある学校の先生の話では、子どもの数が減ってきて1学年1クラスになるだけではなく、男女比も崩れてきているそうです。例えばその学校では1・2年生は1クラス12人中男子が2人女子10人。1年生は14人中女子5人という具合。具体的に何が困るかといえば、例えばトイレ掃除。2人しかいない男子は毎日トイレ掃除をしなくてはならなくなります。遊び方も限られてくるなどの問題があるのです。

今はありあまるほどの子育てグッズや紙おむつなど便利になってきている半面、核家族化によって家のなかではお母さんと赤ちゃんが二人っきりだったり、昔のように近所のおばさんにちょっと相談できる人がいなかったりするために子育てはしづらくなってきているのではないでしょうか?育児ノイローゼになるお母さんが増えていたり、虐待などの問題が増えてきているのも、子育てをとりまく状況が難しくなってきていることと関係しているような気がします。

インターネットの子育て掲示板を見ると毎日たくさんのお母さんが集まってきて先輩ママに質問を寄せています。先輩ママたちはミニ専門家のようになって細かいアドバイスを与えています。昔のコミュニティが果たしていた役割を今はインターネットの掲示板が果たしているのかもしれないですね。

子どもはかわいいというだけではありません。初めのうちはむしろ不安やとまどいや心配や大変さのほうがかわいさよりも大きいかもしれません。 育てていくうちに少しずつ心配や大変さよりもかわいさのほうが大きくなっていきます。お母さんやお父さんも子どもと一緒に親として成長していくのです。 子どもの1才のお誕生日はお母さんにとってもお母さんになって1才のお誕生日なのだから。 子どもの発達や子育てに悩み相談に来るお母さんたちに、こころの中で応援する気持ちを送りながら、自分自身に同じことを言い聞かせている毎日です。
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