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  カウンセラー'Sコラム
提供・監修:ピースマインド
批評の上手な受け方

あなたは仕事で上司などから批評を受けたとき、どのように感じていますか?批評というのは、私たちの行動や働きを映しだしてくれる鏡のようなものです。それは、自分の働きや、なしとげようとしていることの成果を教えてくれたり、自分が他人の目にどのように映り、自分が世間にどのような影響を与えているかも教えてくれるものであり、その内容がポジティブなものであってもネガティブなものであっても、本来ならば自分ひとりでは見逃してしまったかもしれない私たちの一面なのです。

ポジティブな評価は私たちに確信と自信を与えてくれ、私たちの働きが思わしい方向に進んでいることを示してくれます。それによってやる気も出るでしょうし、たとえいくつかの注意を受けたとしても、前向きに検討して取り組む姿勢になれるでしょう。しかし、ネガティブな評価を受けた場合、さまざまな不快感を味わってしまう人は意外と多いのではないでしょうか?例えば、普段から頻繁にネガティブな批評を受けていると、「また怒られている」と感じてしまったり、自分では予期していなかったことなどを指摘されると、「そんなことを今更言われても…」と反論したくなったりしませんか?

実際、すべての批評を聞き入れなくてはならないわけでもありませんし、すべての批評が役に立つとも限りません。 評価は正しいときもあれば、正しくないときもあるからです。 批評というものの多くは、正確な情報が多少の個人的意見や感情により曲解されている場合があるので、評価に対しての自分の反応や実際の内容などを深く理解しなくては、それが役に立つかどうか見抜くことは難しいでしょう。

ではどのようにして批評を受け止めればよいのでしょうか?

1.相手側が公平な批評をくれることを予期し、公平な、偏見のない姿勢で話を聞くようにしましょう
相手の気持ちや考えなどに対して先入観をもたずに、相手のいうことに興味をもち、よく話を聞いてみましょう。もし、話を聞く前に不安を感じてしまったら、そもそも評価というものが、自分の成長のために相手が提供してくれているものだということを思い出してみましょう。また、そのときの自分の反応などを観察してみましょう。相手の話を冷静に受け止めていますか?話を聞く前から悪い予感がしたり、話を聞いて胸が痛んだり、あるいは、責められている、否定されていると感じたりしていますか?

2.質問をしましょう
相手の言うことをただうなずいて聞いているだけでは、「興味があるので聞いている」姿勢を理解してもらえないかもしれません。ただひとつ注意しなければならないのは、ここでの質問は、相手の話を明確にするために聞くもので、相手の話を中断するためや、自分を弁護するためのものではないということです。

3.相手の話の途中で自分を弁護したり、自分が正しいと主張しようと考えるのはやめましょう
自分の弁護に気を取られていると、人の話を充分に聞くのが難しくなります。さらに、相手の話をよく聞いてからでなければ、しっかりとした自分の意見を主張するのにも空回りしてしまったり、必要のないところで誤解を生んでしまったりしてしまうかもしれません。

4.評価を聞いた後、よく考えてみましょう
相手から受けた批評の内容、それに対しての自分の反応などをよく理解し、この経験をどのように活かせるのか考えてみましょう。実際、相手から提供された話の内容はもちろん、自分の反応などに注目することからも、さまざまなことが学べるのではないでしょうか?自分の反応を理解することにより「自分はいつもこういう言い方をされるとこのように感じるので、結果的にこうなることが多い」といったように、自分の人間関係のパターンなども見えてくるのではないでしょうか。

こうして話を聞いた後は、その人やその時の状況それぞれによって、次のように様々なかたちで応答することができます。

◇同意して、相手からの指示があれば従ったり、自分なりの対処をする。
◇相手の言ったことを参考にする可能性を認める。
◇よく聞いて考えた結果、同意しない。
◇感想を相手に伝える。
◇批評をもっとよく理解するために質問をする。
◇とりあえず聞いておいて、後で対応する。

もしも、その場で対応しなくてもよいのならば、焦って答えるのはなるべく避けた方がいいかもしれません。また、無視したり、怒りをあらわにしたりするのは避けましょう。

このように、自分にプラスになるようにという姿勢で話を聞き、そこから何かを得ようとすれば、批評を受けるということは、まっすぐな人間関係づくりにも貢献されると考えることができます。「評価受け上手な人」になって自ら批評を頼むなど、うまく批評とつき合い、内容そのものだけでなく、評価を受けるという経験全体を積極的に成長するチャンスへと活かしてみてはいかがでしょうか。

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