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  Woman's Health
監修:医療法人社団「こころとからだの元氣プラザ」
東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男
こころとからだの元氣プラザ
骨粗しょう症について 年齢とともに歳をとる骨 骨粗しょう症ってどんな症状?
骨粗しょう症にかかりやすい10のタイプ 予防の2本柱とは?
骨粗しょう症にかかりやすい10のタイプ
1.50歳(閉経期)以後の女性
2.70歳以上の高齢者
3.やせている人(BMI :18.5未満※)
4.歩いたり、運動することが嫌いな人
5.カルシウム摂取の少ない人
6.胃切除などの消化管の手術を受けたか、慢性下痢のある人
7.卵巣をとったり、早く閉経した女性
8.喫煙習慣のある人
9.アルコールを飲み過ぎる人
10.家族に骨粗しょう症患者がいる人
※BMI (Body Mass Index 体格指数)は、国際的にも肥満の指標として広く使用されている、身長・体重指数から肥満の程度を推定する方法。
BMI =体重(s)÷身長(m)÷身長(m)
もし上記に当てはまるとしても、骨粗しょう症を予防することは可能です。まず、自分の骨密度を知る必要があります。骨密度測定は多くの人間ドックや保健所で測定を受けることができます。そして、骨密度が低い場合はいうまでもなく、それが正常であっても、中高年の女性は平素から骨粗しょう症の予防につとめてください。次に具体的な予防方法をご紹介していきましょう。
予防の2本柱とは?
1.食習慣の改善
カルシウムの摂取
成人では1日600mgが厚生労働省が決めた必要摂取量です。しかし、一般には、まだこの域に達していないといわれます。妊婦や授乳婦では1000mg以上が必要です。カルシウムの含量が多く吸収のよいものは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品です。また、小魚、ひじき、小松菜、青海苔、干しえびなどもよいでしょう。

良質なたんぱく質の摂取
たんぱく質は、カルシウムとともに骨をつくっている主要な材料です。コラーゲンというたんぱく質の上にリン酸カルシウムがくっつき、骨がつくられます。そのためにも肉、魚、卵、牛乳、大豆製品など良質のたんぱく質を適度に摂るように心がけましょう。

ビタミンDの摂取
ビタミンDは、日光(紫外線)により活性化され、骨粗しょう症の改善に作用します。ビタミンDは、牛・豚・鶏肉のレバー、魚、卵、しいたけなどに含まれます。

ビタミンKの摂取
ビタミンKは、骨吸収を抑え、骨形成を促進する作用があるといわれます。ビタミンKの摂取には納豆がよく、納豆を習慣的に食べる人は、骨粗しょう症が少ないのです。

避けた方がよいもの
喫煙習慣のある人は、禁煙が必要です。適度の飲酒は結構ですが、毎日3合以上は飲み過ぎです。カフェインの多量摂取もよくありません。コーヒーは度が過ぎないように注意しましょう。

2.運動のすすめ
1日最低30分歩く
できれば大股で1日30分は歩く習慣をつけてください。30分とは、午前、午後の総和でよいのです。

骨には適度な負荷が必要
骨を強くするためには、負荷のある運動が効果的です。人間は立っているだけでも、骨に重力の負荷がかかり、骨にカルシウムがくっつきます。適度に重い荷物を持って歩く習慣をつけましょう。買い物などが利用できます。

日常生活でこまめに動く
和式の生活をしている人は、骨折が少ないといわれます。布団の上げ下ろし、しゃがむ、立つなどの動作が足腰をきたえるからです。とにかく腹部、腰部、下肢の筋肉を強くすることが大切です。安静にして長く横になることは、筋肉の衰えとともに、骨からカルシウムが抜けて、骨粗しょう症の原因となります。

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